Linux Desktop Environment in 2018
“Linuxデスクトップ環境"でggrると,いろんな記事がヒットしたので触発されてみた.普段遣いをmacOSからUbuntuに移行してまだ2ヶ月といったところだけど,最初の1ヶ月に構築した環境で満足しているので暫くこのままだと思う.
なぜLinuxに移行したのか?困ってないか?
LaptopとしてXPSを選んだ理由とか,ディストリ検討の話はBye Bye Mackbook Pro. Hello, Ubntu XPS! に書いている.
困ってないか?については全く困っていない.使って微妙だった点はMacbookProに比べるとバッテリーの持ちが悪いことと1,ファンの音が特徴的できになるということくらい.
My dotfiles come out in Public
しばらくdotfilesをprivateにしていたが,クローズド野郎 という煽りワードを聞いたのでLinux用の設定を追加するついでにGitHubで管理し始めた.
- dotfiles: https://github.com/Ladicle/dotfiles
- setup-scripts: https://github.com/Ladicle/setup-tools/blob/master/linux/setup
Major customizes
Desktop: GNOME Xorg
Ubuntu 18.04からUnityからGNOMEにもどったのでデフォルトのまま.Window protocolはWaylandに一回切り替えてみたけど不安定だったのでXorgに戻した.あとは「タイル式こそ私が求めていたものでは?」と検討したものの,ターミナルを透過して後ろにブラウザ開いて何かを表示していることが多いことに気づいたため不採用.
Theme: Adapta-Eta, Papirus-Adapta
Figure1の通り,Adaptaのblueテーマを使っている.ターミナルの見ため含め,かわいみがあってポップでキュートでナウい青系なもの が好み.IconはPapirusのAdaptaバージョンを使っているのだが,GoファイルがGopher君になるのがツボ.
あとは画面領域を無駄に削られたくないので,hide-top-barの拡張とか設定でDockを消したりしている.起動時は,全画面でターミナルだけ表示される.
Terminal Emulator: Tilix
同様の理由により,タブとかタイトルバーとか無駄なものをすべて消せる & FuraCode-Nard-Font2をつかえるものから選択した. Nard Fontというのは,プログラミング用フォントに大量のiconをパッチが提供されたもので,その中でもリガチャという文字の並びによって見た目が変わる特殊フォントを使っている.
が,しかしTilixはリガチャが使えない.キーのトランジットも設定できない のでASCIIの制御コードを外れたショートカットが使えないという問題点もある.画面分割もtmuxなのでTilixには依存しておらず,よりよいTerminalに出会ったら乗り換える予定.
Key remapper: xkb+xremap, Gesture: fusuma
Key remapperは数字記号反転とかkeyboardレイアウトその変更にxkb,特定のWindow選択とかアプリごとのショートカット設定をxremapで設定している.xkbはsuspend復帰時に設定がoverrideされたりとハマったが,systemdのservice使ってhookする形に落ち着いた.
TrackpadのGestureは,挙動をmacOSと揃えたくてfusumaを使っている.LaptopをクラムシェルモードにしたときはMagicPad2を使っているのだが,MagicPad2のドライバは未対応 3のため自分でパッチを当てる必要がある.magictrackpad2-dkmsは先日のアプデで動かなくなったので直さないとなーというステータス.
Misc
日本語入力: ibus-mozcを使っているが,google/mozc#381にあるとおり,デフォルト入力ソースを設定から変更できないため,デフォルトをHIRAGANAに変更したものをパッチして使っている.
Password Manager: 元々1Passwordの買い切り版を使っていたのだが,現段階で配布されているバイナリをwineで動かすのが厳しかったためクラウド版4に移行した.
所感
なんで今までmacOS使ってたんやというお気持ちになった.最高に感じているポイントがほとんどEmacsとカスタマイズ性に起因しているので,laptopを開くたびに色々あそんでしまって時間が溶ける5.(TANO-C)
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