ポスト通知できなかったTWELITEをドアセンサに転生させる
家からでなさすぎて、マンションの1Fに降りてポストを確認するのすら面倒になってしまった。が、重要書類を見落とさないよう何か投函されたらよしなに通知して欲しい。
距離的に部屋のWiFiはつかめないのでCellularかなと考えていたところ、LoRa案をもらった。各種無線の距離の比較を見ていたところ、家に転がっているTWELITE Cue REDも10~100mで、理論的には範囲内だった。
家からでなさすぎて, ポストにも宅配ボックス同様に通知が欲しくなってきた。さすがにロビーまでWiFi飛ばせないからcellularかな...
— ladicle (@Ladicle) January 5, 2021
試した結果は、家の中は問題なかったものの玄関のドアを抜けてすぐロストした。流石に共用部には中継機をに撒けないので、おとなしく室内のドアセンサに転用する。(ボタン電池だけで数年持つ & 市販品より小型なのがすばらし)
ちなみに…技適通ってるLoRaモジュールは、良さげなやつがComming Soonになってたのでそれが出たら再挑戦したい。
使用したデバイス
- TWELITE CUE RED1: 約3x3cmと超小型。 デフォルトアプリが書き込まれているため、電子工作せずに即遊べる
- MONOSTICK: PCに挿してTWELITE CUEのデータを受信したり、書き換えたりするもの
Amazonで買った:
OTAで開閉センサモードに書き換える
TWELITE CUEのデフォルトAPPでは磁気センサと加速度センサ両方の情報が送られている。このままでも開閉センサとして利用できるが、電池持ちが悪くなるので TWELITE PAL
とおなじ開閉センサPALモードに書き換える。こちらのモードであれば数年は電池が持つ。
マニュアルに書かれていたURLからそれっぽいドキュメントを探すもののLinuxのせいか動かなかったり、古いバージョンの別サイトに置かれた方法で動かなかった1手順だけうごいたり…。TWELITEはデフォルト動かすのは早いけど、他のことやろうとするとドキュメントが分散していて難しい。
TWELITE STAGE SDKのインストール
TWELITE APPの設定変更はMONOSTICK経由の無線書き換え(OTA)に対応しているのでこれを利用する。 書き換えはTWELITE STAGEから行うので、TWELITE STAGE SDK > ダウンロード > Linux版をクリックする。
$ unzip MWSTAGE-2020-12_linux.zip
# 詳細はINSTALLディレクトリのreadme.txt参照
$ MWSTAGE/TWELITE_Stage/INSTALL/ubuntu
$ ./make_launch_icon.sh
$ sudo ./set_udev_sudo.sh
これでインストールが完了するので、TWELITE STAGEを起動する。
OTA設定で子機/親機の書き換え
手順通りにやって、 電池を抜く と書き込めた (ドキュメントにはこの記載がなかった) また、そのままではデータを受信できないので親機も書き換えること。
気が向いたら補足する
通知する
あとはシリアルから受信したデータを読み出して、パースして処理するだけ。
References
- 加速度、磁石センサータグ TWELITE CUE-トワイライトキュー | MONO-WIRELESS.COM
- OTA設定(Over the Air) - MONO-WIRELESS.COM
- 開閉センサーパルモード - MW-PUG-CUE
- パルアプリ 出力フォーマット - WINGS
BLUEとREDの2種類あり、REDは高出力な方 ↩︎
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